このワークショップの目的は、ひとつの作品を完成させるということではなく、色自体が持つ、また、色どうしの作用によって、見るものの感情・感性に直接うったえかけられるという色の魔力を知ってもらうことです。
このワークショップを受けることで、自分自身の色の感じ方を知る楽しみもでき、今後の創作、鑑賞に役立てることができます。
11月29日 3時間
Vol.1 色の組み合わせによる感情表現
(1)三つの色をつくり、楽しい・おだやか・すっぱい・初恋 などのイメージを三つの色の組み合わせで表現してみる。
(2)自発的に何かの感情を想定し、そのイメージを色で表現してみる。面積は自由。
(3)それぞれが発表、鑑賞。
12月2日 3時間
2009年1月 練馬区美術館
Vol.2 素材の特徴を生かして色の塗り方、筆触(タッチ)によって、感情・印象・情景を表現する。
素材・・・・画用紙、トレーシングペーパー、和紙、がさがさした紙、ツルツルした紙 など
(1)白、黒の絵具で用意したいろいろな素材に、さまざまな道具(刷毛、スポンジ など)タッチで描いてみる。
(2)季節、温度、風、音、匂い、時間などを意識し、その時の感情・印象・場面(記憶より)をイメージし表現する。
(3)それぞれの発表、鑑賞。